2026年08月11日
オフィスの配線をすっきり隠すには?収納・配線整理のコツ
パソコンやモニター、電話、複合機など、オフィスではどうしても配線が増えてしまいます。
設備を減らすことは難しくても、配線の「まとめ方」と「見せ方」を少し工夫するだけで、空間の印象は大きく変わります。
見た目を整えるだけでなく、掃除や機器の入れ替えがしやすい状態をつくっておくことも大切です。
① 配線は「まとめてから隠す」
ケーブルを一本ずつ隠そうとすると、かえって整理しにくくなることがあります。
まずは同じ方向へ伸びる配線をまとめ、ケーブルスリーブや結束バンドなどで整理してから、配線トレーやボックスへ収納するとすっきり納まります。
ただし、あとから機器を交換することも考えて、簡単に取り外せる状態にしておくのがおすすめです。
② 目線に入りにくい場所へ集約する
すべての配線を完全に見えなくする必要はありません。
デスクの天板裏や足元、収納家具の裏など、普段の目線から外れる場所へまとめるだけでも、空間のごちゃつきはかなり抑えられます。
特に受付や会議室など来客の目に触れやすい場所では、「正面から見たときに配線が見えないか」を基準に考えると整理しやすくなります。
③ 電源タップも一緒に収納する
意外と目立ちやすいのが、床に置かれた電源タップやACアダプターです。
デスク下の配線トレーなどを利用して、ケーブルだけでなく電源タップまでまとめて浮かせると、足元がすっきりします。
床に配線が少なくなることで、掃除がしやすくなるのもメリットです。
④ 用途ごとにグループ分けする
「パソコンまわり」「電話・通信機器」「充電用」など、用途ごとに配線をまとめておくと管理がしやすくなります。
ケーブルの両端に小さなラベルを付けておけば、機器の交換やレイアウト変更の際にも、どの配線なのか迷いにくくなります。
今きれいに見せるだけではなく、あとから触りやすい状態をつくることも配線整理のポイントです。
⑤ 通気性を確保して、完全に密閉しない
ルーターやACアダプターなど、使用中に熱を持つ機器を収納する場合は注意が必要です。
扉付きの収納や目隠しパネルで囲う場合も、通気口を設けたり、背面を開けたりして熱がこもりにくい構造にしておきましょう。
「見えなくすること」を優先しすぎず、機器が安全に使えることを前提に収納方法を考えることが大切です。
⑥ 床を横切る配線はできるだけ減らす
デスクとコンセントの位置が離れていると、どうしても床を配線が横切ってしまうことがあります。
足を引っ掛けたり、椅子のキャスターでケーブルを踏んだりする原因にもなるため、可能であれば壁際やデスク下を通すルートへ変更します。
どうしても床を通す必要がある場合は、床用の配線カバーなどを使い、歩く場所にケーブルをそのまま露出させないようにしましょう。
⑦ レイアウト変更できる余白も残しておく
配線をきれいに固定しすぎると、デスクの移動や機器の追加が必要になったときに困ることがあります。
少し余長を持たせたり、取り外せる配線トレーを使ったりして、将来の変更にも対応できるようにしておくと安心です。
特に人数や席配置が変わりやすいオフィスでは、「きれいに固定する」より「きれいに変更できる」ことも意識してみましょう。
配線は「隠す」より「整えてから隠す」
オフィスの配線整理は、すべてを見えなくすることが正解とは限りません。
まず配線を整理し、目線に入りにくい場所へ集約したうえで、配線トレーや収納、目隠しパネルなどを使って必要な部分だけを隠すと、見た目と使いやすさを両立できます。
デスク下や受付まわりなど、配線が気になる一部分だけを整えることでも、オフィス全体の印象は変えられます。
「配線は気になるけれど、大がかりな工事までは必要ない」という場合は、まず目につきやすい場所から見直してみるのがおすすめです。